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新型インフルエンザの迅速診断について

 平成21年10月現在、日本全国で流行が見られます新型インフルエンザ…たぶんに漏れず北上市内でも流行中です。

 従来からの迅速診断キットで検出されるのですが、昨年まで見られました季節性インフルエンザと少々おもむきが異なる?!様で、発熱(38度以上)してから短時間では検出されない様子です。(ちなみに当院で主に採用しているのは、空港での水際検疫で使用されてました「エスプラインA&BーN」で、判定に要す時間は多少かかりますが、国内で1・2を争う検出感度の良さを持っております

正確に計ったわけではないのですが、当院で検査した限りでは

 1)37.8度以上(だいたい38度以上)の発熱が見られ、それが持続して最低でも4時間以上経過(季節性では3時間以上で反応が出る事が多かったです)。

 2)一度38度以上で4時間程度経過するが、その後若干下降して37.7度前後で持続する。

 の場合に検査して、陽性になる傾向が見られます。

 特に1)の4時間未満で検査した場合、陰性の反応が見られることが多く、その後も37.7℃以上の発熱で経過するので、翌日に検査してみると陽性反応が出る事がほとんどでした。

 また発熱後、半日以上経過しないと弱陽性反応(薄く陽性反応の線が浮き上がる)も出ないこともありますので、初日で反応が出なくとも発熱が持続する場合には、翌日も検査してみることをおすすめしております。

 熱(38度以上)が出たから、すぐに病院受診!というわけではなく、水分摂取が出来て、意識混濁(もうろうとして目線を合わせない、刺激して起こしてももすぐに寝てしまう・起きないなど)や痙攣、咳き込みもなく、倦怠感が若干ある程度!という程度で、インフルエンザを疑うのであれば、多少自宅で待機されてから病院受診された方が、検査ではっきりするようです。

 但し、発熱の他に意識混濁や、痙攣が止まらない、幻覚や幻聴などの症状がある場合には、脳炎・脳症の疑いがありますので、総合病院受診をおすすめします。

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