最近のトラックバック

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月

日焼けにご用心!

 北上市内の小中学校では、恒例!春の大運動会が開催されております。

 五月晴れの、絶好の天気にも恵まれ、

『いい汗、かいてきた!』という人もあれば、

 顔と両腕・両足の皮膚を真っ赤にして

『日に焼けて、肌がヒリヒリして痛いよう!』と訴えてくる方もいます。(ホント!)

 春のこの時期、夏のように日差しが強く、暑くはないので紫外線対策をしていない方が多いようですが、この時期こそ一年の間で紫外線が多い時期(だったはず)ですので、日焼けに注意しましょう。

 日焼けは、一種のやけどですので、度を超すと水泡ができたり、跡を残したりします。

プチ知得:感染性胃腸炎について

 感染性胃腸炎は、ウィルスや細菌が食べ物などを介して口から体内に侵入し、腸内で炎症を引き起こすために、下痢や嘔吐の症状が現れるものをいいます。

 その潜伏期は、半日から1日程度のことが多く、はじめは腹痛のみの症状として表れることも少なくありません。

比較的多い症状の流れとしては、

腹痛→嘔吐→下痢→(嘔吐消失)→下痢の遷延→腹痛消失→下痢消失

 のパターンで推移します。また比較的早期に嘔吐は消失します。(発症後2~3日)

 おおざっぱに見て、ウィルス性の場合、便のにおいは甘酸っぱい臭いのことが多く、細菌性の場合には、腐敗臭(生臭いにおい、硫黄臭)のことが多いため、便の臭いである程度推測が可能です。

 ウィルス性胃腸炎場合には、抗生剤が無効で、整腸剤・止痢剤の内服で下痢としてウィルスが体外に排泄され消失するか、体内の自然防御反応で産生される抗体が、ウィルスを攻撃し消失するまで症状は続きます。比較的下痢の期間は長く、全経過で2~3週間かかる場合もあります。

 細菌性胃腸炎の場合には、抗生剤が有効で、抗生剤・整腸剤・止痢剤の内服で、抗生剤の効果により細菌が死滅することにより症状が緩和され、比較的早期(4~5日)で完治することが多いです。

 予防は、食事前・おむつの処理後などの十分な手洗いにつきます。

 嘔吐が出現した際には、吐き気が落ち着くのを待って少量の水分をこまめに摂取するように心がけます。水分を欲しがるからといって、一気に大量に飲ませることは、吐き気・嘔吐を誘発するのですすめられません。少量の水分でも嘔吐する場合、3回以上嘔吐を繰り返す場合には、点滴加療が必要になる場合があるため医療機関の受診が必要です。

 下痢が出現した際には、便の性状(水様便?血便?)、臭いを確認した後、症状が続くようであれば医療機関を受診してください。血便の場合には緊急を要する病態のこともあるため、その便を持参できれば持参して、そうでなければデジカメなどでの写真を持参の上で、速やかに医療機関を受診してください。

 下痢が続く場合には、便内にウィルスや細菌が混ざって排泄されるため、保育園・幼稚園への登園は、ほかの健常な子供たちへの集団感染を引き起こす原因となるため、便の性状が回復するまでお控えください。

(誰も『あの子からうつされた!』とは言われたくないでしょうから…)

ちょっと脱線…葉桜

 展勝地の桜も散り、葉桜となりました。

 5月2日朝に散歩で行った際には満開でしたが、さすがに1週間は持たない…(泣)

 これが終わると、当院(我が輩)は、学校・幼稚園の春の検診ラッシュです。たびたび診療時間が変更になりますので、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »