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インフルエンザ抗原検査について

 インフルエンザ抗原検査について、外来でよく質問されることについて補足説明させて頂きます。

 検査は、細い綿棒を用いて、鼻あるいは口から口蓋垂(ぞくめい『のどち○こ』)の裏側の粘膜を採取するものです。この際、鼻からですと『むずがゆい』『クシャミが出る』『挿入時に軽度疼痛』があります。口からだと『おぇっとなる。(吐きそうになる)』の症状が出ます。

 検査は15分程度で、陰性・陽性(A/B型)が判明します。まれにA+B型で二つインフルエンザに罹患している方もあります。

 インフルエンザ抗原検査は、発熱直後(38度以上の発熱)では陰性となる場合が多いです。(検査時期が不適当と考えます)

 新聞・TVの報道では『38度以上の発熱が認められたら、インフルエンザの疑いが有りますので、速やかに医療機関を受診するように!』などと表現されておりますが、この『速やかに』が曲者でして、当院で採用しているインフルエンザ迅速診断キット(販売されているもので感度の1番か2番に高いもの:エスプラインA&B-N)を用いて、2年程前に発熱後

  1. 2時間以内に検査(発熱したら速やかに検査)。
  2. 2時間以上8時間以内に検査。
  3. 8時間以上経過観察した後の検査。

 で、陽性率に変化が出るか検討したことがあります。(後日、検査した結果全員インフルエンザであった人たちです)

 その結果、1.の場合には、ほとんどの場合が陰性を示し、陽性を示す例が2割前後。2.3.の場合には9割以上で陽性でした。(たまたま、その年がそうであった感じもありますが)

 このため、1の時期に検査した方の中から、

  『発熱続くから、他の病院で次の日検査してもらったら、インフルエンザだったゾ!』

とのクレームが多かったため、当院では発熱後2時間以内の方には、インフルエンザ抗原検査を待って頂いております。上記の様な不快な思いをして検査するなら、また医療費をかけるなら無駄な検査はしたく無いと思っておりますので・・・

 1月27日追加)検査すると、通常約1000円(保険適応で)、窓口での会計に加算されます。

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